1972年 Santana 『Caravanserai』
「Song Of The Wind」
秋の虫が鳴き、キャラバンが始まる。
自然へ、宇宙へ、未来へ、肉体へ、精神へ彷徨する。
風は歌う。
東京練馬の最高気温は37.5℃。
午後に出かけたが強烈な日射しが痛かった。
世田谷線のレールは暑さで歪んだそうだ。
台風の影響か風が強く吹いていた。
日陰の風は気持ちよかった。
太陽がすべて焼きつくし、台風がすべてを洗い流す。
J.G.バラードの小説世界が現実に起きているようだ。
ひとの心の中を洗い流すことは難しい。
強烈に焼かれた心ならばなおさらね。
ただ、過去よりもいまが大切。
いま吹いてる風を感じなきゃ。
いま、風が吹き始めた。
耳を澄まして、風の歌を聴くことにしましょう。そうしましょう。
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