2012年3月27日火曜日

お詫びと訂正。

ボスは1980年のリバーで終わったと言い続けてきた。
ゴメン、訂正。
俺の話を鵜呑みにしていたひとたち、申し訳ない。
(でもさ、そりゃ、あんたも悪いんだよ)。

Ready For The World

今日、Born In The U.S.A.ツアーのブートを聴いたのさ。
凄い。
マッチョでバンダナ巻いたロッカーなんて。
ロックからエンタメになっちまった、と。
でも、思い返せば1985年の代々木体育館でハングリーハートを聴いて、
むせび泣いていたのは俺でした。

Bruce Springsteen - Cadillac Ranch - Live at CNE Grandstands '84 (Blu-ray)


2007年のGirls In Their Summer Clothesは大好き。
想い出もあるしさ。

Bruce Springsteen Girls In Their Summer Clothes Video Shoot

2009年のハイドパークのライブは感動的だった。

Born To Run Bruce Springsteen & The E Street Band Live Hyde Park 2009

うーむ。
ボス、ごめんなさい。
みんな、ごめん。

きっと、レッキングボールも好きになれるかも?

2012年3月26日月曜日

Are You hungry ?


1980 『The River』 Bruce Springsteen 

「Hungry Heart」

誰もが満たされない心を抱えてる
誰もが安らげる場所を必要としてる
誰もが家庭を求めてる
誰が何と言っても、ひとりぼっちでいたくない

何をしたって満たされない心は
薄まることがないのさ 俺も、君もね

誰もが満たされない心を抱えてる


Bruce Springsteen - Hungry Heart 1995 HD
http://www.youtube.com/watch?v=WWZrBbniNIw

ボスの最新作「Wrecking Ball」がヒットしているそうだ。
クラレンスが亡くなって心配だったけど、
ボスはいまも元気に世界と対峙し、闘ってる。
残念だけど「Wrecking Ball」の歌は心には刺さらなかった。
いまも心に揺さぶるのは70年代のあの歌。
この「The River」はレコードがすり切れるまで聴いたな。
少し寂しい気持ちはあるけれど、ボスが元気ならそれでいい。

Everybody's got a hungry heart
Everybody's got a hungry heart

楽しい夜を過ごしても、
たとえ、ふたりだけの時間を過ごしても、
満たされない心はなくなることはないのさ。

Everybody's got a hungry heart
Everybody's got a hungry heart

だから、今夜、バーの片隅で君に会えたら。
明日の夜も。

2012年3月2日金曜日

傷だらけの天使


傷だらけの天使 Remix 2003年 CRAZY KEN BAND他

ご機嫌。
こんなアルバムが出ているなんて知らなかった。
とにかく楽しいアルバム。
傷だらけの天使を知らない世代が聴いたらどう感じるんだろう?
なんてことは、どうでもいいや。


傷だらけの天使といえば、これも遅ればせながら最近読んだのだが、
やまだないとの傷だらけの天使もイカしてた。
とくに修と亨が出会うエピソードは、ドラマにもなかったし、よかったな。

かっこ悪いことはなんてかっこいいんだろう。
って、傷だらけの天使で教わった。
かっこよさの基準は時代によって変わるんだろうけれど。

かっこいいことはこういうことさ。

2012年1月25日水曜日

Desire


Bob Dylan 「Desire」1976

ディランの声は冬に合う。
俺が一番最初に買ったディランのアルバムがこの「欲望」。
久しぶりに聴いたら、何度も繰り返し聴いていた十代の頃に
戻ったような初々しい気持ちが甦ってきた。

時は2012年。
若くもない俺がいて、バーボンを煽ってくだを巻いている。
未だ愚かな風が吹き止まないこの国で。
雪の東京、新宿で。

俺は何度目かのある決心をした。

2012年1月15日日曜日

翼なき野郎ども


泉谷しげる 翼なき野郎ども

火力の雨降る街角
謎の砂嵐にまかれて
足取られやくざイラつく午後の地獄
ふざけた街にこそ家族がいる

こんな街じゃ俺の遊び場なんか
とっくに消えてしまったぜ
なのに風にならない都市よ
何故俺に力をくれる?

あぁイラつくぜ
あぁ感じるぜ
とびっきりの女に会いに行こう
とびっきりの女に会いに行こう

ふざけたこの街で何しよう?
働いて食って寝るだけの窓
土曜の夜は女といなくちゃ寂しいぜ
ヤニだらけの俺のピンボール

こんな街だから
何もしなくてもイラつく
風にならない都市よ
何故俺に力をくれる?

あぁイラつくぜ
あぁ感じるぜ
とびっきりの女に会いに行こう
とびっきりの女に会いに行こう

地鳴りする都市よ
何故俺に力をくれる?
風にならない都市よ
何故俺に力をくれる?

あぁ感じるぜ
あぁ燃えてくるぜ
とびっきりの女に会いに行こう
とびっきりの女に会いに行こう




最高の週末。
最高のロック。
空高く、星にまで。

2011年10月14日金曜日

曇天のエクソシスト


1973年 Mike Oldfield 『Tubular Bells』

横浜、北区、世田谷、各地で通常ではありえない放射性物質や
高い放射線量が計測されている。
除染の長期化は必至、汚染土の処理問題も解決の見込みなく、
かつて経験のない放射性物質の中での生活を強いられている。
震災から7ヶ月。
まだまだ問題は蓄積されていく一方だ。

3月11日の夕方、俺はまだ震災の輪郭がわからないまま、
四ッ谷から飯田橋を目指し外濠公園の土手を歩いていた。
まだ明るい時間に列をなし帰宅する多くの人たち。
異様な光景だった。


桜の季節には花見でひとがあふれる土手を、俺はiPod shuffleをポケットに急いだ。
iPodを使用するようになって4台目。
Walkmanから数えたら何台目(何代?)になるだろう。
いまはこの容量2ギガの小さなマシーンがお気に入りだ。
こいつは俺をどこにでも、どこまでも連れて行ってくれる。
どこへ行くときも一緒だ。

いつもランダムにしてパンツの右ポケットに入れている。
気分に合う曲がかかるまで曲を飛ばし続ける。
夜には夜のための。雨の日には雨の日のための曲を選ぶ。
その日、3月11日の外濠公園の土手では、いつものロックは合わなかった。
ハードロック、バラッド、レゲエ、ジャズ、パンク、、、
一番フィットしたのは、映画「エクソシスト」のテーマ曲だった。

自分でチューブラーベルズのイントロ部をリピートし、つなげた曲。
静かな、でも不穏な予感が漂うピアノの旋律が、曇天の空に鳴り響いている気がした。
iPod shuffleをポケットで操作し、その曲を繰り返し繰り返し聴いた。

震災から7ヶ月。
まだ愛機に入れた「エクソシスト」のテーマを聴いている。




ちなみに、エクソシストを観て何十年も経つけど未だ怖い。
重度のトラウマになってる。
怖いのは少女が悪魔に取り憑かれて変貌するシーンではなく、
神父との戦いのシーンでもない。
怖いのは少女の部屋に向かう廊下を歩くシーン。
カメラがゆっくりと少女の部屋のドアに近づいていく。
ドアが大きくなってくる。
どんどん大きくなってくる。
ドアの前に着き、ドアを開け、、、ここが怖い。
怖いよね?

2011年10月10日月曜日

Take A Ride


2003年 Jeff Beck『Jeff』から「Take A Ride」
激渋スライドギターに痺れろ。


彼女はこれまで数えきれないほど多くのボトルを空けてきた。


目も眩むようなきらびやかな。


きめ細やかな。
熱く火傷をしそうな。
無味乾燥な。


愚かなものも。
豊かなものも。
飲み干し、彼女自身の色を変えた。


照明に翳したグラスの中で彼女は踊るように虹色に変化する。


割れたボトルの破片がちくっと胸を刺すが、それは酒の肴。


俺は今夜も熱く柔らかいグラスのふちに口づける。


喉を流れ落ちる彼女は俺を溶かし、無口にする。