2013年1月14日月曜日

1月のミステリー


Miles Davis  doo-bop  1992

この長い休みは、マイルス・デイヴィスばかり聴いていた。
いままではエレクトリックマイルスが好きで、ほとんど1968年以降しか聴いていなかった。
初めて1949年の「クールの誕生」からこの遺作である「doo-bop」まで
名盤と言われるアルバムを20枚以上通して聴いてみた。

そして、





風が耳を切り、声さえも凍らせる1月の夜、店を出ると首をすくめて歩いた。
信号待ちしていると、「Mistery」が冷たい風とともに頭の中に侵入してくる。
マイルスのフレーズがぐるぐると木魂する。

ベッドの上では「Stella By Starlight」が流れる。
凍てついた身体は熱く溶けたバターになる。

曲は変わって「'Round Midnight」。
目が覚めるまで。
そして、目が覚めて、また。

夜はめぐる。

























2012年4月29日日曜日

吉田カツ

1980年 City Road Magazine Cover


吉田カツが亡くなった。
正確には昨年暮れに、亡くなっていた。
知らなかった。
今日、雑誌の記事で知った。

勝手に師と思っていた。
デッサンはどうでもいい、その線が生きているか、それが大切だ。
と、カツさんが発言しているのを読んだ。
その言葉は、深い深い穴の底から見えた光だった。

カツさんは、ヒーローだった。
いや、いままでも、これからもヒーローだ。
もし、カツさんがいなかったら、
俺は違う人間になっていただろう。

カツさん、本当にありがとう。
心からご冥福をお祈りします。











2012年4月6日金曜日

The Rolling Stones L.A. Friday (Live 1975) !!!

The Rolling Stones アーカイブシリーズ第3弾!
L.A. Friday (Live 1975) :Sunday 13th July 1975 

http://www.stonesarchivestore.com/Default.aspx

↑から、早速、ダウンロード!
これ以上のものはない。
たとえストーンズが新譜を出したとしても。
もし、このシリーズで76年のパリが出たら、、、
ちょっと考えるかな。

ブリュッセル '73が大好きで、大好きで、
テキサス '78も大好きで、大好きで、
ハンプトン '81も大好きで、大好きで、
でも、このL.A. Friday '75と来たら。

このシリーズは全部で6回あるらしい。
あと3回、 楽しみ、楽しみ。


Honky Tonk Womenのチャーリーのドラムの入り方からして痺れるのだ。

Rolling Stones - Honky Tonk Women - Live '75 LA Forum



The Rolling Stones - It's Only Rock 'n' Roll - LA Forum Live 1975 OFFICIAL



ダウンロードだけの販売だからアートワークがない。
メディアをケースに入れるときに味気ないから、ジャケットを作ってみた。

もし、よかったら。











2012年4月1日日曜日

明日に向かって走れ!


吉田拓郎 「明日に向かって走れ」1976

昨日、東京では嵐のように風が吹き荒れた。
会社は休みだったけれど、嵐の中を会社に向かった。
そして、社長のデスクに辞表を叩きつけた。 

吉田拓郎の「明日に向かって走れ」は決別の歌だ。
俺は、その度にこの歌を聴く。
小さい自分を奮い立たせるために。


明日に向かって走れ

流れる雲を追いかけながら 本当のことを話してみたい
いつか失った怒りを胸に 別れを祝おう
通りすがりに微笑みを持ち 一人である事を忘れたとき
ノアの箱舟が笑って消えた 誰のせいじゃなく
もう君に逢うこともない 心はゆれても
だから 明日に向って走れ こぶしを握りしめて

扉を開けたらいつもの笑顔 約束だから散歩もしよう
夢は消えたんだそよ吹く風よ 人は悲しいね
求めあう愛はいつも届かず 残り火だけに体を寄せて
つかれた横顔いつもの唄 さよならだけだと
ほら、おなじみの友が来たよ 何か話せよと
だけど 明日に向って走れ 言葉をつくろう前に

季節が僕をはこぶ 一日を抱きしめながら
この肩の重き罪を 明日はとき放て

だから 明日に向って走れ こぶしを握りしめて



一緒に働いた仲間には助けられた。
この場で感謝の気持ちをを伝えたい。
いままで本当にありがとう。
君たちのことは忘れない。

さようなら。

















2012年3月28日水曜日

稲妻が走る。

Bruce Springsteen 『Born To Run』 1975

やっぱ、これでしょ!
すべてはここから動き出した。

サンダーロード。
この動くスプリングスティーンを初めてテレビで見たときはショック受けたなあ。



この街は負け犬たちでいっぱいだ。
だが、俺は勝つためにここを飛び出す。
稲妻が走る道を。

2012年3月27日火曜日

お詫びと訂正。

ボスは1980年のリバーで終わったと言い続けてきた。
ゴメン、訂正。
俺の話を鵜呑みにしていたひとたち、申し訳ない。
(でもさ、そりゃ、あんたも悪いんだよ)。

Ready For The World

今日、Born In The U.S.A.ツアーのブートを聴いたのさ。
凄い。
マッチョでバンダナ巻いたロッカーなんて。
ロックからエンタメになっちまった、と。
でも、思い返せば1985年の代々木体育館でハングリーハートを聴いて、
むせび泣いていたのは俺でした。

Bruce Springsteen - Cadillac Ranch - Live at CNE Grandstands '84 (Blu-ray)


2007年のGirls In Their Summer Clothesは大好き。
想い出もあるしさ。

Bruce Springsteen Girls In Their Summer Clothes Video Shoot

2009年のハイドパークのライブは感動的だった。

Born To Run Bruce Springsteen & The E Street Band Live Hyde Park 2009

うーむ。
ボス、ごめんなさい。
みんな、ごめん。

きっと、レッキングボールも好きになれるかも?

2012年3月26日月曜日

Are You hungry ?


1980 『The River』 Bruce Springsteen 

「Hungry Heart」

誰もが満たされない心を抱えてる
誰もが安らげる場所を必要としてる
誰もが家庭を求めてる
誰が何と言っても、ひとりぼっちでいたくない

何をしたって満たされない心は
薄まることがないのさ 俺も、君もね

誰もが満たされない心を抱えてる


Bruce Springsteen - Hungry Heart 1995 HD
http://www.youtube.com/watch?v=WWZrBbniNIw

ボスの最新作「Wrecking Ball」がヒットしているそうだ。
クラレンスが亡くなって心配だったけど、
ボスはいまも元気に世界と対峙し、闘ってる。
残念だけど「Wrecking Ball」の歌は心には刺さらなかった。
いまも心に揺さぶるのは70年代のあの歌。
この「The River」はレコードがすり切れるまで聴いたな。
少し寂しい気持ちはあるけれど、ボスが元気ならそれでいい。

Everybody's got a hungry heart
Everybody's got a hungry heart

楽しい夜を過ごしても、
たとえ、ふたりだけの時間を過ごしても、
満たされない心はなくなることはないのさ。

Everybody's got a hungry heart
Everybody's got a hungry heart

だから、今夜、バーの片隅で君に会えたら。
明日の夜も。

2012年3月2日金曜日

傷だらけの天使


傷だらけの天使 Remix 2003年 CRAZY KEN BAND他

ご機嫌。
こんなアルバムが出ているなんて知らなかった。
とにかく楽しいアルバム。
傷だらけの天使を知らない世代が聴いたらどう感じるんだろう?
なんてことは、どうでもいいや。


傷だらけの天使といえば、これも遅ればせながら最近読んだのだが、
やまだないとの傷だらけの天使もイカしてた。
とくに修と亨が出会うエピソードは、ドラマにもなかったし、よかったな。

かっこ悪いことはなんてかっこいいんだろう。
って、傷だらけの天使で教わった。
かっこよさの基準は時代によって変わるんだろうけれど。

かっこいいことはこういうことさ。

2012年1月25日水曜日

Desire


Bob Dylan 「Desire」1976

ディランの声は冬に合う。
俺が一番最初に買ったディランのアルバムがこの「欲望」。
久しぶりに聴いたら、何度も繰り返し聴いていた十代の頃に
戻ったような初々しい気持ちが甦ってきた。

時は2012年。
若くもない俺がいて、バーボンを煽ってくだを巻いている。
未だ愚かな風が吹き止まないこの国で。
雪の東京、新宿で。

俺は何度目かのある決心をした。

2012年1月15日日曜日

翼なき野郎ども


泉谷しげる 翼なき野郎ども

火力の雨降る街角
謎の砂嵐にまかれて
足取られやくざイラつく午後の地獄
ふざけた街にこそ家族がいる

こんな街じゃ俺の遊び場なんか
とっくに消えてしまったぜ
なのに風にならない都市よ
何故俺に力をくれる?

あぁイラつくぜ
あぁ感じるぜ
とびっきりの女に会いに行こう
とびっきりの女に会いに行こう

ふざけたこの街で何しよう?
働いて食って寝るだけの窓
土曜の夜は女といなくちゃ寂しいぜ
ヤニだらけの俺のピンボール

こんな街だから
何もしなくてもイラつく
風にならない都市よ
何故俺に力をくれる?

あぁイラつくぜ
あぁ感じるぜ
とびっきりの女に会いに行こう
とびっきりの女に会いに行こう

地鳴りする都市よ
何故俺に力をくれる?
風にならない都市よ
何故俺に力をくれる?

あぁ感じるぜ
あぁ燃えてくるぜ
とびっきりの女に会いに行こう
とびっきりの女に会いに行こう




最高の週末。
最高のロック。
空高く、星にまで。

2011年10月14日金曜日

曇天のエクソシスト


1973年 Mike Oldfield 『Tubular Bells』

横浜、北区、世田谷、各地で通常ではありえない放射性物質や
高い放射線量が計測されている。
除染の長期化は必至、汚染土の処理問題も解決の見込みなく、
かつて経験のない放射性物質の中での生活を強いられている。
震災から7ヶ月。
まだまだ問題は蓄積されていく一方だ。

3月11日の夕方、俺はまだ震災の輪郭がわからないまま、
四ッ谷から飯田橋を目指し外濠公園の土手を歩いていた。
まだ明るい時間に列をなし帰宅する多くの人たち。
異様な光景だった。


桜の季節には花見でひとがあふれる土手を、俺はiPod shuffleをポケットに急いだ。
iPodを使用するようになって4台目。
Walkmanから数えたら何台目(何代?)になるだろう。
いまはこの容量2ギガの小さなマシーンがお気に入りだ。
こいつは俺をどこにでも、どこまでも連れて行ってくれる。
どこへ行くときも一緒だ。

いつもランダムにしてパンツの右ポケットに入れている。
気分に合う曲がかかるまで曲を飛ばし続ける。
夜には夜のための。雨の日には雨の日のための曲を選ぶ。
その日、3月11日の外濠公園の土手では、いつものロックは合わなかった。
ハードロック、バラッド、レゲエ、ジャズ、パンク、、、
一番フィットしたのは、映画「エクソシスト」のテーマ曲だった。

自分でチューブラーベルズのイントロ部をリピートし、つなげた曲。
静かな、でも不穏な予感が漂うピアノの旋律が、曇天の空に鳴り響いている気がした。
iPod shuffleをポケットで操作し、その曲を繰り返し繰り返し聴いた。

震災から7ヶ月。
まだ愛機に入れた「エクソシスト」のテーマを聴いている。




ちなみに、エクソシストを観て何十年も経つけど未だ怖い。
重度のトラウマになってる。
怖いのは少女が悪魔に取り憑かれて変貌するシーンではなく、
神父との戦いのシーンでもない。
怖いのは少女の部屋に向かう廊下を歩くシーン。
カメラがゆっくりと少女の部屋のドアに近づいていく。
ドアが大きくなってくる。
どんどん大きくなってくる。
ドアの前に着き、ドアを開け、、、ここが怖い。
怖いよね?

2011年10月10日月曜日

Take A Ride


2003年 Jeff Beck『Jeff』から「Take A Ride」
激渋スライドギターに痺れろ。


彼女はこれまで数えきれないほど多くのボトルを空けてきた。


目も眩むようなきらびやかな。


きめ細やかな。
熱く火傷をしそうな。
無味乾燥な。


愚かなものも。
豊かなものも。
飲み干し、彼女自身の色を変えた。


照明に翳したグラスの中で彼女は踊るように虹色に変化する。


割れたボトルの破片がちくっと胸を刺すが、それは酒の肴。


俺は今夜も熱く柔らかいグラスのふちに口づける。


喉を流れ落ちる彼女は俺を溶かし、無口にする。

2011年8月27日土曜日

カミングアウト


2005年 The Thrillseekers『Nightmusic Vol. 1』


ひとを殺した。
バールを思い切り頭に叩き付けた。
昔、住んでいた街の人気のない裏通りで、まったく見ず知らずの男を。


何日か経過した。
ひとを殺したことは誰にもばれていない。
今はまだ、普段とまったく変わらない生活を送れている。
変わったことといえば、ひとを殺した感覚がまだ手に残っていることと、
警察に捕まったらどうなるのかという絶望的な焦りで
押しつぶされそうになっていることだ。

ひとを一人殺した場合、何年の刑に処されるのだろうか。
5年、10年?まさか死刑にはならないだろうが、
確実に何年かは刑務所の中に隔絶される。
家族は崩壊、離散し、親戚までも後ろ指をさされる生活を強いられることだろう。

そもそも俺は何年もの長い間、自由の利かない生活に耐えられるだろうか。
今、読んでいる本も、聴いている音楽も聴けない。
いや、本は読めるだろうが、iPodを刑務所の中で聴くことは無理に違いない。
些細なことだが、具体的なことを考えると絶望的になってくる。
家族や友人、恋人のことを考えると涙が出てきて悲しくなる。

なぜ、あのときバールを手にしていたのだろうか。
なぜ、あの街の裏通りにいたのだろうか。
前後の脈絡がまったくない。
あのバールは家の工具箱に入っていたものだから、家から持ち出したことは明らかだ。
なぜ、あの男の頭にバールを振り下ろさなければならなかったのか。
あの男は誰だったんだ。
あのときに確実に殺意を抱いていた。
殺さねばならなかったのだ。

なぜ?


事実は変えられない。
バールでひとを殺したのだ。
なぜと問いかけても答えはない。
あの男にはきっと家族もいただろう。
幸せを奪ってしまった事実。

警察の手が伸びてきている。
近所に数台のパトカーが停まっていた。
自首すべきだと思う。
しかし、恐怖が押しとどめる。
恐怖は口から耳からすべての穴から侵入してくる。
恐怖で身体中が張り裂けそうになる。

目を開けると、昨夜読んでいた本の背表紙が目に入った。
デジタル時計は7:48分だ。
朝だと思った。
まだ、手には人間の頭を砕いた感覚が残っている。

2011年8月11日木曜日

君がわかっていてくれる


なにからなにまで 君がわかっていてくれる

僕のことすべて  わかっていてあげる

上から下まで全部 わかっていてくれる

僕のことすべて  わかっていてくれる

わかっていてくれる
わかっていてくれる

1981年 RCサクセション 『EPLP』から
作詞/作曲:忌野清志郎 「君が僕を知ってる」

幸せな最高のラブソング。
生きるも、死ぬも、歳をとるも、若かろうとも。
愛してるって言うよりも。
愛してるって、こんな感じ。



2011年8月6日土曜日

奴らに走らされる前に


1978年 The Rolling Stones 『Some Girls』から
「Before They Make Me Run」U.S. Promotional only vinyl 7" single

楽しみがまだ残ってるうちに 行かなきゃな
奴らに走らされる前に 俺は歩いて行くぜ


キースからのメッセージだと信じて、
受け止めて、やってるつもりがいつの頃からか。

肉体のヤツはガタがきている。
身体は丸みを帯び、目は霞み、足はちょっとしたことで肉離れ。
おまけに働く犬に成り下がって。

どこへでも行けるし、何をしようと俺の勝手。
嘘をついて美味しいところだけ持ってって。
割とうまくやるのは得意だった。
いつも、奴らに走らされる前に、俺だけは、って。

Fuck!!

奴らに走らされる前に、行かねばならない。

2011年8月5日金曜日

セミ人間の復讐


1976年 Rhythm Heritage 『Disco-fied』
「Theme From S.W.A.T.」 川口浩探検隊のテーマでおなじみ。

今年はセミが少ないそうだ。
放射能のせいで、とても敏感なセミは土の中で被爆し、
地上に出ることなく、哀れにもそのまま死んでしまったという。

でも、この数日、それなりに鳴いていたし、
マンションの玄関に死んだヤツもいた。
が、しかし、死んでいるものと思い、傘で突ついたら、
俺の顔をめがけて飛んできて、避けた頭に直撃。
さらに壁にぶつかり、その勢いで戻ってきて後頭部を直撃。
その後バタバタとどこかへ飛んで行ってしまった。

次の日も階段脇にセミを発見した俺は、
静かにそおっと通り過ぎようとしたが、
ヤツはまたしても俺をめがけて飛んできやがった。
さすがの俺も「うわっ!」と声が出てしまった。
と同時に近所のおばさんが現れ、妙な顔で見られた。

今年のセミは凶暴化している。

放射能でセミ人間になって人間へ復讐にくるって説もある。
夜道、ひとりで歩いていると後ろから声をかけられる。
「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ、わたしはセミ人間だ」
かなり怖いと思う。

2011年8月2日火曜日

ハレルヤ!


1989年 泉谷しげる 『90's BALLAD』から
「ハレルヤ」作詞/作曲 泉谷しげる

ハレルヤ
時代する都市よ
、その安全のために新しい差別をつくり出す
100ある甘い話より、ひとつの不安が大きな風穴を開ける

多くを信じさせるために、大いなる不安を言い当てる

未だ幼年期に終わりはなく

ただヒトのみが増えつづけ

ただヒトのみが死に絶える

ハレルヤ 
ハレルヤ


行く手を塞がれ、逃げられず、焦燥にも似たあのイヤな感じ。
不安が巨大になって迫ってくる。
今日も不穏な空気が蔓延して、日本中が揺れている。
頭上に降ってくるのは?

ハレルヤ!

2011年7月29日金曜日

アジアの片隅で


1980年 吉田拓郎 『アジアの片隅で』
「アジアの片隅で」作詞/岡本おさみ 作曲/吉田拓郎

アジアの片隅で 狂い酒飲みほせば
アジアの片隅で このままずっと
生きていくのかと思うのだが

アジアの片隅で お前も俺もこのままずっと
アジアの片隅で このままずっと生きていくのかと
アジアの片隅で この国で この街で

東北地方、宮城県中心部の太平洋岸には、いくつかの原子力発電所、核処理場が連なるように建設されていた。軍は秘密裡にそれらの施設を隠れみのにし、核兵器開発、生産を行っていた。
そして、201X年に巨大地震が東北地方を襲った。震源地は仙台市沖3キロ、深さは10キロとごく浅く、マグニチュードは8.7と推定された。大地震によって、軍が既に完成させていた長距離核ミサイルが爆発、原子力発電所、核処理場も誘発される形で爆発炎上、もしくは崩壊、メルトダウンを起こした。被害は過去に落とされた2発の原子爆弾の数10倍にも及んだ。その大地震は東日本大震災と呼ばれた。

仙台市を中心に核汚染エリアは歪んだハート型に広がっていった。核汚染ゾーンは立ち入り禁止とされ、地図上では白く塗り潰された。白いハートゾーンは福島、宮城のほぼ全域と山形の南部地域の三県に及び、琵琶湖の30倍の面積にもなった。ゾーン内の倒壊したビル、家屋はそのままに、電信、運輸、交通機関は全て止まったまま放棄され、住民には避難警告が発せされた。ゾーン内に居住することは禁止された。それでもゾーン内には、警告を無視してその土地にとどまる人が少なからずいた。その多くは農業、漁業を営んでいる人々で国からの援助は全くなく自給自足の生活を強いられていた。関東地方から岩手、秋田、青森の三県に行く陸路は全て塞がれ、またその逆も同様だった。数百万人にも上る被災者の多くは、本州の中で取り残された形になった青森、岩手、秋田の三県に、若しくは関東以西の都市部に避れていった。ゾーンには鉄条網が高く長く張り巡らされ、要所に検問所が設置された。ゾーン内への出入りは軍の厳重な警戒体制の中でのみ行われた。太平洋には、セシウム等放射性物質が大量に流出、向こう50年、その100海里内は禁漁、操船禁止とされた。

13年ぐらい前にある物語を書こうと思い、箱書きを書いた。
その設定メモの一部が上記の内容だ。
今日、データを整理していたら出てきた。
一切書き加えることはしていない。
この前後もだらだらと長々とあるのだが、
移民法成立、北海道独立、日本は警察国家化していき、、、
まあ、まあ。

80年代、拓郎のライブでは定番だった「アジアの片隅で」は、
拓郎の叫びが遠くなるにつれ、歌われなくなっていった。
いま、この歌を切にリクエストしたい。

2011年7月28日木曜日

太陽が眩しいのさ


1942年 Albert Camus 『L'Étranger』
アルベール・カミュ 『異邦人』




















第1部の最後の1頁を1時間の制限で。
もっとコマがほしいな。
でもアラビア人が燃えてるのはいいアイデアでしょ?